夜勤専従で働くこともできる

夜勤専従で働くこともできる

「夜から朝にかけて勤務する夜勤は体力的な負担が大きいから避けたい」と思っている人も少なくありません。しかし、その一方で夜勤シフトを専門にしている人もいます。

「夜勤専従」という働き方

「夜勤専従」は夜勤シフト専門の働き方です。労働基準法では、勤務時間は一日8時間までと決められていますが、夜勤は勤務時間が長くなるためその枠から外れ、一週間の勤務時間は40時間以内と変形労働時間制が適応されています。
二交替制か三交替制かでも違いますが、一般的なのは二交替制の夕方から朝までの勤務です。その場合は休憩時間を含めた16時間勤務となり「二日分勤務した」とみなされるため、勤務日数は月10日ほどになります。一方、三交替制の場合は22時~翌朝7時が一般的な勤務時間となり、「一日分の勤務」としてみなされます。出勤数も日勤の職員と変わらない月20日程度になります。
このように、同じ夜勤専従であっても一気に二日分勤務して月の勤務日数を減らす方法と一日8時間サイクルで負担を軽くしながら回数をこなし、夜勤手当を稼ぐ方法の2種類があります。

仕事内容は?

先述したように、夜勤は夕食~翌朝の朝食までの時間帯に勤務しているため、夕食の準備と介助、就寝介助と排泄介助、起床介助と朝食の準備と介助が主な仕事です。夕食の時間帯や朝食の時間帯は日勤シフトの職員との引継ぎもしなければならないためバタバタしがちです。

メリット

夜勤専従として働くメリットは時間を有効に活用できることです。昼間は自由に行動できるため、資格を取得するなど自身のスキルアップのために時間を費やしたり、趣味の時間に充てたり、とプライベートの時間もしっかり確保できます。また、Wワークも可能なため、本業を続けながら収入を増やすこともできます。
夜勤は日勤よりも時給が高く、夜勤手当も加算されるため、勤務日数が少なくても十分な報酬を得ることができます。一般的な夜勤手当は3,000円~8,000円程度で、時給とは別に支給する施設もあれば、時給に含んで支給する施設もあります。そのため、夜勤専従の求人を検討する場合は時給や日給で比較するのは得策ではありません。夜勤手当が含まれているかどうかも必ず確認することをおすすめします。

夜勤専従に向いているタイプ

夜勤専従に向いているのは、昼間に別の仕事をしている人やプライベートの時間を大切にしたい人です。なぜなら夕方もしくは深夜から勤務がスタートする夜勤専従なら時間を確保しやすいからです。また、二交替制の夜勤専従の場合は月の3分の2以上がお休みとなるため、お休みをしっかり取りたい人にも向いているでしょう。

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相談できる人がいると心強い
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しっかりとお休みを確保しつつも十分な報酬を得たいのであれば「夜勤専従」という働き方もあります。夜勤シフトを専門とし、昼間は自由に行動できるため、Wワークをしたい人やプライベートを充実させたい人から人気のある勤務形態です。