介護職の一日を見てみよう

超高齢化に伴い、介護職のニーズも高まっています。特別養護老人ホームをはじめ、さまざまな場所で介護職を求めていますが、介護業界全体が慢性的な人手不足に悩まされているため人員を確保するのが難しい状態です。そのため、少ない人数でシフトがまわせる二交替制を採用している施設が多くなっています。ですが、二交替制は夜勤が長時間になり、ハードだと感じている人も少なくありません。勤務時間を細かく区切り負担の少ない三交替制もありますが、その分人数を必要とするため、シフトの作成が難しくなります。

介護職の一日を見てみよう
  • 大まかなスケジュール例

    介護職はさまざまな場所で求められているため、職場も多岐に渡っています。ここではその中からいくつかピックアップして一日のスケジュールを紹介しながら介護職の仕事についてより詳しく解説していきます。多くの施設では日勤と夜勤の交替制勤務を採用していますが、まずは業務量が多い日勤のスケジュールを時間ごとにみていきましょう。24時間体制の介護施設だけではなく、日勤がメインのデイサービスや訪問介護のスケジュールも一緒に紹介するので、見比べてみてください。

  • 二交替制について

    多くの介護施設で採用している二交替制の特徴やメリットについて解説していきます。二交替制はシフトを日勤と夜勤の二つに区切った勤務形態です。基本的には日勤は9時間、夜勤は16時間の勤務となりますが、夜勤の勤務時間が長いためハードに感じる人も多いようです。ですが、夜勤手当がつく分給与も高くなるため、より多くの収入を得ることができます。また、介護業界全体で人手不足に悩まされていることもあり、少ない人数でシフトをまわせる二交替制を採用している施設が多くなっているようです。

  • 三交替制について

    一回の勤務時間が短い三交替制は体の負担が少ないため、体力に自信がない人に向いている勤務形態です。夜勤の時間帯も準夜勤と深夜勤の二つに区切られています。日勤よりも少ない人数で対応しなければならない夜勤は一人にかかる負担が多くなりがちですが、三交替制は勤務時間が細かく区切られていることもあり、時間によっては体にかかる負担も少なめです。ですが、利用者が就寝してから出勤するため、様子が把握できないといったデメリットもあります。

  • シフトを作るのが難しい

    シフトの作成は管理者にとって頭を悩ませる大きな問題です。モチベーションを上げるためには、希望通りに休みを取り心身をリフレッシュすることが大切ですが、職員全員の希望をすべて叶えるとなると業務が滞ってしまいます。また、平等なシフトを組まなければ不平不満が募り、最悪の場合、退職してしまう可能性も出てきてしまいます。平等で不満が出ないシフトを作成するのは簡単ではありません。ある程度ルールを決めるのも大切なことです。

給与アップを目指すなら

相談できる人がいると心強い
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夜勤専従で働くこともできる
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しっかりとお休みを確保しつつも十分な報酬を得たいのであれば「夜勤専従」という働き方もあります。夜勤シフトを専門とし、昼間は自由に行動できるため、Wワークをしたい人やプライベートを充実させたい人から人気のある勤務形態です。