夜勤について詳しく知ろう

日勤に比べて人数が少ない夜勤は「ハードで大変」と避ける人も多いのですが、実際に忙しいのは夕食から就寝にかけて、です。しかし、その時間帯を過ぎてしまえば安否確認の見まわりがメインとなるため、緊急事態が発生しない限り休憩も仮眠もしっかり取ることができます。そのため、中には夜勤専従として夜勤シフトを専門にして働いている人もいます。ただし、夜勤を宿直扱いにしている施設もあるので注意が必要です。事前にどのような勤務形態になっているのかしっかり確認しましょう。

夜勤について詳しく知ろう
  • 実態や仕事内容

    ネガティブなイメージが強い夜勤ですが、なぜそのように思われているのでしょうか。夜勤の実態や仕事内容から考えていきましょう。夜勤は勤務形態によって勤務時間や仕事内容が変わります。ここでは多くの施設で採用している二交替制を基にして夜勤の仕事内容についてみていきます。夜勤は日勤に比べて職員を少なく配置しているため、一人ひとりにかかる負担は大きめですが、忙しいのは夕食から就寝にかけて、です。その後は比較的ゆとりが持てるため、休憩や仮眠もしっかり取れます。

  • 夜勤専従で働くこともできる

    「夜勤は体力的にハードで精神的な負担が大きいため避けたい」と考えている人が多いのですが、中には夜勤シフトを専門としている「夜勤専従」という勤務形態を選択している人もいます。労働基準法では勤務時間が決められているため、夜勤の回数は多くても月に四回~五回です。二交替制の夜勤シフト専門で働く場合は月10日ほどの勤務となります。日勤よりも勤務日数が少なくなりますが、深夜勤務手当が加算されるため十分な報酬を得ることも可能です。

  • 宿直とは違うので注意

    夜勤はよく宿直と混同されますが、意味は全然違うので正しく覚えておくようにしましょう。休日の回数にも関係してくるため、曖昧なままにしておくとしっかり休めなくなってしまいます。宿直とは夜間に職場に泊まり込んで緊急事態が発生したら対応する、「何かあった時の当番」です。排泄介助などの通常業務は課されていないのが特徴です。しかし、夜勤と宿直の線引きが曖昧になっている施設も多く、「通常業務を行っているのに宿直扱いになって休日が取れない」といったケースもあります。

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夜勤専従で働くこともできる
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しっかりとお休みを確保しつつも十分な報酬を得たいのであれば「夜勤専従」という働き方もあります。夜勤シフトを専門とし、昼間は自由に行動できるため、Wワークをしたい人やプライベートを充実させたい人から人気のある勤務形態です。