異業種から転職する人へ

まずは「介護職とはどのような仕事なのか」を確認していきましょう。介護職と一言でいっても、働く施設によってその仕事内容は異なります。介護職の職場として一般的な老人ホームでも身体介護が中心なところもあればリハビリのサポートも必要なところもあります。また、24時間体制の介護施設では日勤だけではなく夜勤もあります。仕事内容が変われば働き方も変わります。どの施設で働くのか、よく考えてから応募するようにしましょう。

異業種から転職する人へ
  • 大まかなスケジュール例

    まずは介護職の一日のスケジュールからどのような仕事をしているのかをみていきましょう。ここでは24時間体制の介護施設・デイサービス・訪問介護の日勤のスケジュールを例にして紹介していきます。日帰りで利用するデイサービスは身体介護だけではなく利用者の送迎も仕事に含まれており、時間ごとに細かくスケジュールが組まれています。また、利用者の自宅を直接訪問して介護をする訪問介護はサービス内容があらかじめ決められているため、一軒あたりの訪問時間も決まっています。

  • 実態や仕事内容

    24時間体制の介護施設を考えているのであれば日勤以外に夜勤もあることを心得ておきましょう。夜勤は日勤に比べると人数が少ないため、負担が大きいと感じている人も少なくありませんが、休憩や仮眠はしっかり取ることができます。とはいえ、すべての施設に休憩室や仮眠室が設置されているわけではありません。特別養護老人ホームでは設置しているのは8割以上ですが、グループホームで設置しているのは4割未満、と大きな差があります。

  • 介護施設の種類によって仕事が違う

    多くの介護職が働いている老人ホームですが、公的な介護施設である特別養護老人ホームは介護度が重い人が多いため身体介護が中心、リハビリに重点を置いている介護老人保健施設では日常生活だけではなく、リハビリのサポートも必要、と施設が違えば仕事内容も違います。また、民間企業が運営している有料老人ホームは運営母体ごとにサービスの内容も違います。きめ細やかなサービスが売りとなるため、接遇やおもてなしの心も必要です。

給与アップを目指すなら

相談できる人がいると心強い
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介護職の仕事内容や勤務形態についてもっと詳しく知りたいのであれば転職エージェントに相談するといいでしょう。転職が成功するように手厚くサポートしてくれる転職エージェントは求職者にとって頼りになる存在です。

夜勤専従で働くこともできる
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しっかりとお休みを確保しつつも十分な報酬を得たいのであれば「夜勤専従」という働き方もあります。夜勤シフトを専門とし、昼間は自由に行動できるため、Wワークをしたい人やプライベートを充実させたい人から人気のある勤務形態です。